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「駐車監視員」の保険 「駐禁事情」

 民間だけに、裁判になっても税金ではまかなえません・・・
 これは、「駐車監視員」がトラブルに巻き込まれた場合。
 4月26日、東京海上日動火災保険は、「放置車両確認事務総合保険」を発売すると発表しました。
 同保険は、違法駐車取り締まりを民間委託される「駐車監視員」が
 勤務中にアクシデントに遭遇し、賠償問題にまで発展した場合、それをカバーするための保険だとか。
 保険料は、『年間の委託業務収入5,000万円、駐車監視員10名の事業者の場合』、
 目安として『約6万円/月』くらい
 (詳細は http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/html/newslist.html)。
 具体的なトラブル例として、
 『写真撮影や標章取付けを行う対象となる放置車両を傷つけたり壊したりした』
 『放置車両の所有者等の個人情報を漏えいしたことに起因する賠償損害やお詫び広告』
 『駐車監視員として実際に放置車両確認業務を行う従業員が、業務遂行中に被った傷害』
 などが挙げられています。
 さらに、『放置車両確認業務の民間委託が従来より行われている英国ロンドンでは、
 取締りを行う民間事業者と自動車所有者との間で暴言、脅迫、暴行等のトラブルが
 発生する事例が報告されています』という、おそろしい内容の文章も・・・
 この文書だけ見てると、「駐車監視員」という仕事がまるで。
 地雷撤去作業のような危険と隣り合わせのような職業に思えるほどです。
 まあ、実際には、こんなトラブルが毎日のように起きるとは思えませんが・・・
 ただ。
 たしかに、たまたま「駐車監視員」が違法駐車を確認した車が・・・
 盗難車だったり。
 全国の警察が行方を追ってる、犯罪に使われたナンバーの車だったり。
 その筋の方のお車だったり。
 などなど・・・
 不測の事態に出くわす可能性は、じゅうぶんにあります。
 なにしろ、車には表札も看板もついてません。
 持ち主や運転手がどんな人なのか、想像するしかないわけですから。
 また「駐車監視員」の仕事は、「違法駐車車両」の確認作業であり、
 「違法駐車車両の運転者」の確認作業ではありません。
 いかにもアヤシゲな雰囲気の車であっても、警察に連絡し、
 ナンバープレートから持ち主を確認するなどの作業は、業務の中には含まれていないはずです
 (わたしの聞いているかぎり)。
 したがって、「これはヤバイんじゃないかなあ」という車を発見した場合でも。
 その車が違法駐車をしている限り、法の平等の精神にのっとり。
 勇気をふるい、「駐車監視員」は業務を遂行しなければなりません。
 なにしろ、かれらは町中でも目立つ、緑色の制服を着ています。
 不公平な業務を行えば、たちまち市民からの苦情が警察に寄せられ・・・
 せっかくスタートした「駐車監視員」制度が、つまづく結果になる可能性も。
 現場で確認作業を行う、全国1,580人の「駐車監視員」のみなさん。
 責任は重大ですが、社会的にもたいへん意義のある仕事だけに、ぜひがんばってください。
 ただし、なるべく上記保険などのお世話にならないよう、くれぐれもお気をつけ下さい・・・ (06/05/24)

sen

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