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予想されていた? バイク駐車難民 (バイク駐車場事情その3)

 04年4月8日、内閣委員会で、すでに結論は出ていました・・・
 『国土交通省がバイク駐車場が全国でどれだけあるかを知らないという状況で、この民間委託でどんどんチケットを切りましょうというのが進んでいくというのは、やっぱりこれは私は政府としては問題じゃないかと思いますよ』(http://kokkai.ndl.go.jp/ 04/04/08)
 これは、バイクの駐車場がないのに、違法駐車取り締まりを強化する法律が作られることについて語った、国会議員(松井孝治参院議員)の発言。
 早い話、こうなることは、法律が成立する以前から、予想されていたのです。
 同じく、松井議員の発言。
 『駐車場整備しない、これは二輪でも四輪でも、程度の差はありますよ。その上でどんどん摘発する。いや、それはまあ摘発はしようがないですよ、それは法律上違法なことなんですから、それは摘発はするしかないかもしれないけれども、しかし、受皿を用意しないで、どんどん民間委託で切符を切るということについての国民的な反発については、大臣、そして鶴保政務官お見えでございますが、それぞれどういうふうに受け止めておられるでしょうか』(http://kokkai.ndl.go.jp/ 04/04/08)
 これに対する、鶴保政務官の答弁は・・・
 『駐車場の整備についてはまだまだ十分であると言い切れるところまでには来ておらないという認識をしております』〜中略〜『地区特性や二輪車を含めた駐車需要等に留意し、地方公共団体や公安委員会等と連携を図りながら、適切な内容の駐車場整備を推進する所存ではございます』(同上)
 つまるところ、ニワトリ(違法駐車摘発)が先か、卵(駐車場整備)が先か・・・
 これは、そういう問題であって、そして政府(自民党)は、ニワトリを選んだ、ということなのでしょう。
 そして、その選択の裏には・・・
 バイクライダーは集票集団として組織されていないので、対応を後回しにしても、選挙に影響ないだろう、という政治的な判断が見え隠れしているような・・・
 ただ、ほとんどのバイクライダーがあずかり知らないところで、こうした決定がなされたわけで、知れば、納得できないのは当然。
 そうしたバイクライダーの胸の内も、松井議員は、つぎのように代弁しています。
 『実際、二輪のライダーから見れば、切符切られるのは私たちで、実際、駐車場がないんだからどうするんだと。じゃ、どういう指導をしているのかという話になるわけですよ』(同上)
 惜しむらくは、松井議員の発言が、改正道交法成立に、それほど影響を及ぼしたように思えないこと。
 つまり、バイクライダーの声は、国会の場で・・・
 ”力なき集団の言葉”として、空しく響いたのです・・・(4へ続く)(1にもどる) (07/04/14)


sen

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