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逮捕、逮捕、使用停止… その2

 自分の車なのに、「一ミリも動かしてはいけない」
 一定期間内に繰り返し、違法駐車の「放置違反金」支払い命令を受けると命じられる、”使用制限命令”
 じつはこの処分、やぶから棒に、「明日から使っていけない」と通達があるわけではなく、まずは聴聞を経て、決定されます。
 誤解されやすいのは、「放置違反金」支払い事実の有無。
 「放置違反金」を支払わない場合の罰則には、”財産の差し押さえ”がありますが…
 「放置違反金」支払いの有無は、”使用制限命令”処分の対象になるかどうかに、じつは直接、関係ないのです。
 そこで、”使用制限命令”の聴聞へ出席するよう、案内がきた場合。
 「どうせ、使えなくなる車なら、その前に売っちゃおう」…
 そう思うドライバーがいても、不思議ではありません。
 実際、警察の”使用制限命令”の担当に連絡すれば、売却も可能なようです(参考=兵庫県警)。
 ただし…
 つぎのようなケースでは、むしろ、廃車にしたほうがよいような。
 『滋賀県公安委員会は(08年10月)28日までに、駐車違反を繰り返したとして、道交法に基づき大阪市中央区の男性(22)が使用している乗用車に1250日間の使用制限命令を出した』(http://www.iza.ne.jp/ 08/10/28)
 1250日! 約3年半。
 当サイトが把握している限り、最長の”使用制限命令”は、370日ですから、大幅に記録更新です。
 こんなにも長期もの間、まったく動かせない、いわば場所をとるだけの鉄の塊を放置しておく…
 ガソリン代こそかからないものの、税金などが免除されるわけもなく、場合によっては、駐車場代も払わなければならない…
 最悪です。
 『県警交通指導課によると、男性は平成18年9月から今年(08)年6月までの間に、名古屋市での42回の駐車違反で放置違反金の納付を求められていた。違反を繰り返しており悪質だと判断した』(同上)、
 『1回の命令では60日までしか使用制限をかけられないため、計21回の命令を出す予定という』(同上)
 とのことですが、さすがに県警も、『「これほどの長期間は珍しい例ではないか」』(同上)とあきれているかのようなコメントを発表しています。
 ちなみに、聴聞に欠席した場合、無条件で”使用制限命令”が決定するのですが…
 この男性の場合、出席したとしても、結果は同じだったのでは… (戻る)(続く)(08/11/17)

sen

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