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初めてのケース (”壊れた器具”)

 11月2日、三重県津市で起きた、同県初となる「駐車監視員」にたいする公務執行妨害事件・・・
 報道によれば・・・
 『津市栄町の津駅前で2日午後、民間の駐車監視員(46)が駐車違反の乗用車にシールを張って立ち去ろうとしたところ、追いかけてきたドライバーの男ともみ合いになった。監視員は右手に擦り傷。津署は公務執行妨害の疑いで男の行方を追っている』(http://www.kenmin-fukui.co.jp/ 11/03)。
 ちなみに『歩道に止めてあった白い乗用車に駐車違反シールを張って離れると、その乗用車が追ってきた。約60メートル先にいた(駐車監視員)2人に追い付くと男が降りてきて、監視員の頭を平手でたたいた。その後もみ合いとなり、取り締まり器具も壊れた。男は車に乗って去った』(同上)とか。
 気になるのは、”器具が壊れた”と、そして”男の行方を追っている”と書かれていること。
 駐車監視員が違法駐車確認作業のため使用する器具は、警察から貸与されたもので、デジカメが内蔵されており、これで違法駐車車両のナンバーなどを撮影します。
 一度撮影したデータは、不正防止のため、撮影した駐車監視員本人にも消去できないようになっているのですが・・・
 ”壊れた”となると、中のデータは、いったいどうなってしまったのか。
 もし再生不能となってしまったなら、違法駐車をした証拠が消えてしまうことになるのでしょうか。
 ”男の行方を追っている”という書き方からすると、データの再生に失敗し、車のナンバーがわからないため、違法駐車車両の使用者を特定できないでいるようにも思えます。
 もし、このまま、犯人が捕まらないでいると・・・
 違法駐車のステッカーを張られても、駐車監視員の器具を奪って壊し、逃げればいい、という悪しき前例にもなりかねません。
 そうとう荒っぽい手口だし、たかが駐車違反をまぬがれるために、公務執行妨害&暴行&器物損壊&証拠隠滅・・・と、いくつもの罪を重ねることになるので、真似する人間はそんなにはいないと思いますが・・・
 駐車違反者の中には、逆上のあまり、車で駐車監視員を追い回し、殺人未遂容疑の適用まで検討されたドライバーもいたことだし、まったくない話とはいいきれません。
 ここはやはり、いぜんも提案しましたが・・・
 駐車監視員の制服を威圧的なものに変えて、警察官と同じ”法の番人”であることを、見る人に感じさせてはどうでしょう。
 いまは、ペーパーテストしかない駐車監視員の資格取得に、体力テストをくわえるのもいいかもしれません。
 いずれにしろ、駐車監視員の仕事は高給とはいいがたいのに、”危険と隣り合わせの職業だ”などと噂されようものなら、有資格者がたくさんいても・・・
 現場に立とうと思う人は、きわめて少数派となるんじゃないでしょうか・・・ (06/11/04)

※三重県警交通指導課によれば、『監視員による駐車違反のシール貼付は10月末までに2825件』(http://www.kenmin-fukui.co.jp/ 11/03)。三重県では8人(4ユニット)の駐車監視員に違法駐車の確認作業を委託しているので、2825台÷4(ユニット数)÷152日(5カ月)=約4.6台。これが、三重県の駐車監視員1ユニットが1日に確認する平均台数となりますが、ほかと比べても高い数字で、同県の駐車監視員の熱心な仕事ぶりがうかがえます。

sen

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