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駐禁取り締まり強化1年の成果番外(「駐車監視員」制度の落とし穴6)

 加速化する、”事務的”取り締まり・・・
 06年6月30日、『(駐車)監視員の胸を強く押し、業務を妨害した疑い』(http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/07/01)で、公務執行妨害の現行犯で逮捕された男は、当時・・・
 『「駐車監視員が事務的に取り締まっているように見えて腹が立った。一万五千円を払う運転手がかわいそうだと思った」と供述している』(同上)とされます。
 ちなみに、この男、違法駐車をしていた、まったくの赤の他人が、『「勘弁してください」などと(駐車監視員)と話しているのを目撃。二人の会話に割り込み』(同上)、おせっかいを焼いて逮捕されたのですが・・・
 はたで見ていても、腹が立つくらい、駐車監視員の態度が”事務的”だった、ということでしょうか。
 だとしたら、この先、同じような事件が、全国で起きるかもしれません。
 はじめは、不慣れで、トラブルも発生した、「駐車監視員」。
 ただ、日増しに作業に慣れ、作業速度もスピードアップ
 その結果、07年6月から、2年目に突入した「駐車監視員」制度に、どのようなことが起きているかというと・・・
 たとえば、三重県
 三重県では、06年、四日市南署と津署が、「駐車監視員」制度を導入。
 人数は8人(4ユニット)。
 ただし、この人数は、同時に活動する「駐車監視員」の人数で、委託された会社に登録している「駐車監視員」の数は、『津市は7人、四日市市には17人の監視員』(http://www.chunichi.co.jp/ 07/03)がいるとのこと。
 そして、「駐車監視員」制度2年目に突入した三重県警は、07年7月1日、『津、四日市両市内にある民間の駐車監視員による違法駐車取り締まりの活動範囲を拡大』※(同上)しました。
 ところが、「駐車監視員」の増員はなし。
 人数は変わらないのに、活動範囲を拡大した?
 考えられる理由はふたつ・・・
 1=違法駐車車両の数が減った。
 2=監視員が作業にかける時間が短くなった。
 おそらく、両方の理由は合わさったものと思われますが、気になるのは・・・
 「ばんばん違法駐車を摘発したんで、取り締まり数が減ったし、作業にも慣れて、受け持ち地域を早く回れるようになった・・・ よし、範囲拡大だ」
 となった場合、とうぜんながら、「駐車監視員」の態度は、どんどん事務的になっていくと思われること・・・(7へ続く)(1にもどる) (07/07/05)
 
 ※07年7月1日から三重県で拡大された、「駐車監視員」の活動範囲=
 『▽津市 栄町1、2、4丁目、丸之内、北丸之内、中央、万町、国道23号栄町3丁目交差点−上浜2丁目交差点▽四日市市 新町、本町、朝日町』(http://www.chunichi.co.jp/ 07/03)

sen

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