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運送業界にトリプルパンチ! 「駐禁事情」

 運送業界の方には、心からご同情申し上げます・・・
 本日、運送会社の方にとって重大なニュースが2つも報道されました。
 ひとつは、『ガソリン、湾岸戦争の91年以来の高値 1L135円』(http://www.asahi.com/ 5/8)というニュース。
 それによれば原油価格が急騰しているのを受け、ガソリンはもとより、『ハイオクと軽油も、それぞれ4円ずつ上がり、1リットル146円と1リットル112円になった』とのこと。
 原油価格が値上がりしてるのは、産油国であるイランが核問題で揺れているためですが、この問題では、ライス米国務長官がつぎのような発言をしています。
 『イランの核問題をめぐる国連安全保障理事会の協議が不調に終わった場合、日米欧など有志国でイランへの制裁を実施する考えを表明』(http://www.kyodo.co.jp/ 5/2)。
 個人的には、「なに勝手に表明してんだか」と思いますが、これって、ひょっとするとまた、対イラクのような戦争が起きる可能性もあるってことですよね。
 そうなると、日本はまた巨額の戦費供出を求められ・・・
 などという国家的重要課題は、ひとまずおいといて。
 ディーゼルエンジンで走るトラックの燃料である軽油価格の上昇は、もちろん、運送会社の経営を直撃します。
 さらに。
『トラック・バス会社、違反一発で営業停止 処分強化へ』(http://www.asahi.com/ 5/8)というニュース。
 これは、国土交通省が今夏から、『トラック、バス、タクシーの運行会社が運転手の長時間勤務や飲酒運転を放置するといった道路運送法などの悪質な違反に対し、直ちに営業停止命令を出せるよう関係する処分基準を』強化するというもの。
 たしかに、テレビや新聞などでときどき、トラックの居眠り運転が原因となった事故のニュースが流れることがあります。
 そして、乗用車とちがい、車体の大きいトラックは、いったん事故を起こすと、大きな被害が起きることも事実です。
 でも、事故を起こしたくてトラックに乗ってるドライバーなんて、いるわけありません。
 原因は、『過当競争に伴う無理な運行』にあります。
 つまり、経費節減のため、最小限の人員で最大限の仕事をこなしているため、連日疲れが抜けない状態での運転を強いられているのです。
 そこへきて、6月1日から行われる、違法駐車取り締まりの強化・・・
 『日本通運(東京)は、配送先に近い駐車場から台車で運んだり、運転助手を付けて作業時間を短縮したりする方法を検討。地域別シミュレーションを重ねるが、負担増は必至とみる』(http://www.ZAKZAK.co.jp/ 5/1)。
 また。
 『約5万5000社が加盟する全日本トラック協会は昨年秋、警察庁に対し、荷さばきの多い区間で貨物車両を規制対象から外すよう要請。「停車しないと仕事にならない。景気も悪く、助手は不可能だ」と訴え』ました。
 警察側も、こうした訴えを受け・・・
 各地で、時間帯を区切った営業用トラック専用の駐車スペースの設置を進めていますが・・・
 法は公平でなければならない原則があるので、トラックだけを取り締まりから全面的に除外するのは、無理なようで。
 せめて、これ以上原油が値上がりしないよう(そして日本が、かえってこないお金を出さずにすむよう)。
 イラン問題が早く決着することを望みます・・・ (06/05/08)

sen

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