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灯火のススメ (自転車摘発事情)

 自転車の問題といわれて、だれもがまっさきに頭に浮かぶのは、駅前の放置自転車の列じゃないでしょうか。
 「車の違法駐車は取り締まり強化しても、自転車は野放しか」とフンガイされてる方も多いんじゃないかと思われますが、じつは・・・
 各自治体などの努力もあって、全国的に放置自転車の数は減少しているのです。
 たとえば、05年に開業した「つくばエクスプレス」(TX)では、全20駅で公営の駐輪場を完備しており、『新御徒町駅(台東区)の駐輪場の一時利用分は80台分だが、利用率は平均17台(20.9%)』(http://www.tokyo-np.co.jp/ 09/05)と、駐輪場が足りないどころか、あまっているような状況。
 このような積極的な取り組みの結果、『放置自転車台数の全国総計は約38万7000台で、前回03年調査よりも約5万台減少。1977年の調査開始以来過去最少を更新した』(http://www.yomiuri.co.jp/ 08/28)のです。

 そして、放置自転車にかわって問題となっているのが・・・
 自転車乗用中の死者が全交通事故死者数のうちに占める割合で、その数じつに13.9%(05年度)。
 05年の日本における交通事故死者数は6,871人といわれますから、ざっと955人が、自転車に乗っていて事故で死んでることになります。
 ちなみに、イギリスでは4.0%、フランスでは3.2%といいますから、いかに日本のそれが高いかわかります。
 こうした異常事態に、警察庁は06年4月、自転車の取り締まりを強化する方針を打ち出しました。
 これまでは注意程度ですんでいた、酒酔い、信号無視、無灯火などの自転車の道交法違反。
 警察官がこれら違反を発見した場合、悪質な違反なら、自動車と同じく摘発、交通切符(赤キップ)を切ることにしたのです。

 さらに先日、9月5日、警察庁は『「秋の交通安全運動」(9月21〜30日)の期間中、自転車の無灯火運転に対する指導・取締を強化するように全国の警察本部に通達した。一斉指導日を設け、イエローカード(警告票)を渡されても従わなかったり、飲酒などほかの違反も確認された場合には摘発も行うという』(http://www.sankei.co.jp/ 09/05)と、あらためて自転車の道交法違反について、きびしく取り締まる姿勢を明らかにしました。
 なお『警察庁によると、平成17年中に自転車の危険運転で警察の指導・警告を受けた約112万7300人のうち、無灯火は約3割』(同上)だとか。
 くりかえしになりますが、日本では毎日2.6人以上の人が自転車乗用中に事故に巻き込まれ、亡くなっている計算です。
 捕まる可能性があるだけでなく、事故に遭う危険性も高い自転車の無灯火運転・・・
 ご自宅の自転車のライト、もう一度チェックされることをお勧めいたします・・・ (06/09/11)

sen

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