(初出:06/05/19) ※アーカイブ
じつは都内では、駐車場はあまり利用されていませんでした・・・
06年5月17日、東京都都市整備局HPに「駐車施設対策の基本方針」の改定(案)の公表について」という文章が掲載されました。
『駐車場の利用率も平日で4割程度にとどまっており、駐車場を整備するだけの対策では路上駐車の削減には限界が生じています』
(http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/ 06/05/17)
文章によれば、東京都の「駐車場」の問題は、「足りない」ことではなく、「分からない」こと。
駐車場の台数自体は、平成3年度には約38万7000台だったのが、平成15年には約64万3000台と約1.7倍に増大しています。
しかし高値で売れる土地に、あえて駐車場を作る地主はいないわけで、自然と不便な場所に作られ、結果、目立たなかったり、地下にあったりして分かりづらく・・・
利用率は、平日で4割、休日でさえ6割にとどまっているそう。
そこで、都では解決策として、双方向通信機能を持ち、車両サイズなどに応じた駐車場を表示、空き状況や駐車場までの経路も確認できるITカーナビを利用して、駐車場の利用を促進するとしています。
すごいスペックです。
どうせならこのITカーナビ、違法駐車すると、「ここは駐禁地域です。ただちに移動しましょう」と優しい女性の声でドライバーに警告してくれる機能とかつけられないでしょうか。
あるいは、甘い男性の声で「駐禁地域だ。移動したほうがいいんじゃないかな」と囁いてくれたり、アニメ声で「駐禁地域だピョン。移動したほうがいいニャー」と教えてくれたり・・・
もっとも、男性の既婚ドライバーの場合、いちばん効果があるのは、警告音を奥さんに録音してもらうことでしょう。
「反則金は、おこづかいから引くからね!」
これを聞いてなお、違法駐車するドライバーがいたら、わたしは尊敬します・・・