(初出:07/04/13) ※アーカイブ
車も一台、バイクも一台・・・
専用駐車場の絶対数が不足している、バイクの駐禁取締り件数が急増しています。
つぎのような記事がありました。
『民間駐車監視員を導入する改正道交法施行の昨年6月以降、今年3月までのミニバイクを含む自動二輪の駐車違反取り締まりは前年同期比4倍の約15万2000件に急増した』
(出典:日経新聞ウェブサイト http://www.nikkei.co.jp/ 07/04/11)
停める場所が足りないのに取り締まりを強化するから、こういうことになります。
個別にいうと、たとえば兵庫県では、05年一年間に181件だったバイクの駐停車違反検挙件数が06年6月一ヶ月だけで494件になるという、べらぼうな増加ぶり。
それもこれも原因は、つぎの記事のような法律の不備から。
『バイクは昨年11月に自動車駐車場整備を定めた「駐車場法」の対象に追加されるまで、同法と、自転車の駐輪対策を定めた「自転車法」のどちらの対象でもなかった。このため整備に取り組む自治体が少なかった』
(出典:日経新聞ウェブサイト http://www.nikkei.co.jp/ 07/04/11)
もちろん各自治体も対応を進めてはいますが、十分な数のバイク駐車場が確保できるのは、まだまだ先の話。
なぜここまでバイクが迫害されるのか・・・
じつは当時国会でも、バイク駐車場について議論はされていたのです(2へ)・・・