九州初の”差し押さえ” (罰金14)

(初出:07/01/27) ※アーカイブ

 4カ月のタイムラグ・・・
 駐禁の処分は、1=反則金納付(運転者) → 無視 → 2=放置違反金納付(所有者) → 無視 → 督促 → 無視 → 財産差し押さえ、という流れになっていますが・・・
 07年1月26日、つぎのような報道がありました。
『駐車違反金を期限までに納付しなかったとして、県公安委員会が県内の男性2人と事業所2社のそれぞれの銀行口座から違反金計約4万円を差し押さえた、と発表した』(http://www.asahi.com/ 07/01/26)
 福岡県で実施されたこの差し押さえが、九州初の差し押さえでした。
 なお、全国で初めて”財産の差し押さえ”が行なわれたのは、06年9月東京でのこと。
 九州での実施は、それから約4カ月もたってのことですが、差し押さえの対象となった 駐禁がとられたのは、東京と同じ06年6月のこと。
 なぜ、これだけのタイムラグが発生したのでしょうか・・・
 やはり、人員の問題?
 「駐車監視員」の数をみると、06年度に東京が駐禁確認作業を委託した、民間の「駐車監視員」の数は530人。
 対して同年、福岡県が委託したのは、24人の「駐車監視員」。
 九州の他県をみても、佐賀県2人、長崎県8人、熊本県8人、大分県6人、宮崎県4人、鹿児島県8人と、九州全土で委託された 「駐車監視員」全員を合計しても60名と、東京の約1/8以下にしかなりません。
 「駐車監視員」自身が ”財産の差し押さえ” を決めたり、実行しているわけではありませんが、動いている組織の規模が小さければ、 差し押さえ決定などの事務処理も遅れがちになるのかもしれません。
 07年度、東京ではさらなる「駐車監視員」の増員があるとの報道もあるので・・・
 九州も「駐車監視員」を増員していかないと、こうしたタイムラグがひどくなるかもしれません・・・