”女性初”報道 (罰金12)

(初出:06/12/10) ※アーカイブ

女性初報道は、”放置違反金滞納”・・・

従来の駐禁による罰則は、運転していた人間に対する「反則金」と「免許点数の加点」。
これに対し、06年6月新設された、駐禁による主な罰則はつぎのとおり。

「反則金」未納の場合、車両の使用者に対して「放置違反金」支払い命令。
「放置違反金」滞納の場合、車両の使用者に対して「財産差押え」。
「放置違反金」不払いの場合、その車両に対して「車検拒否」および不払いの「放置違反金」に利息がつく。
「放置違反金」支払いを短期間に繰り返した受けた車両に対する「使用制限命令」。
「駐車監視員」の違法駐車確認作業をさまたげると、「公務執行妨害」で逮捕

これらのうち、「車検拒否」、不払いの「放置違反金」の利息については当サイトでは未確認ですが、そのほかの罰則については、すでに”第1号”が出ています。

ただし、これまでの報道による違反者はすべて男性。
しかし06年12月8日、ついに不名誉な第一号報道がありました。

『駐車違反で取り締まりを受けた車の使用者が払う放置違反金を滞納したとして、川越市の女性会社員(29)に滞納処分を執行し、女性の銀行口座から違反金相当額の2万5千円を差し押さえた』
『県警駐車対策課によると、女性の乗用車は今年6月8日と7月21日、川口市本町四の市道で駐車違反の取り締まりを受けた。同委員会は女性に放置違反金計2万5千円の納付を命令し、督促状などを送付。11月に「最終催促状」を送ったが、女性が応じなかったため差し押さえをした』(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/12/09)

報道によれば、これが埼玉県初の「放置違反金」滞納による「財産差押え」だったそうですが、と同時に・・・

当サイトが確認した初の、駐禁「新設罰則」適用された 女性ドライバー報道でもありました・・・