タイヤロックの威力、対自動車税滞納新兵器 (その他1)

(初出:07/03/01)

 「放置違反金」対策ではありませんが、タイヤロックが威力を発揮しています。
 タイヤロックとは、金具で自動車のタイヤを固定し、駐車場に釘付けにすること。
 その目的は、もちろんイタズラなどではなく・・・
 滞納している「自動車税」のカタに、車そのものを”差し押さえ”てしまう、自治体が行なう強硬手段の一種です。
 07年2月26日、東京都HPに、このタイヤロックを導入して1年たった実績についての報告が掲載されました。
 18年6月1日~19年2月14日までに100台の車にタイヤロックを装着、その結果。
『効果 80%の高い解決率(83台 23,465千円 納税)』(http://www.metro.tokyo.jp/ 07/02/26)
 なんと8割以上が納税し、2,300万円以上の税収がありました。
 車にタイヤロックをつけられるというのは、いわば家賃を滞納して玄関に鍵をかけられたようなもの。
 使いたければ、お金を払うしかありません。
 すごい効果です。
 ちなみに、タイヤロックが導入される以前は、引揚げ方式と呼ばれる、車そのものを持っていってしまう”差し押さえ”手段が主流でした。
 この引揚げ方式、タイヤロックと併用されていて、タイヤロックをされてもなお納税しない車は引揚げられていて、その成果も、東京都HPで報告されています。
『臨時インターネット公売実施 タイヤロック強化月間中に引き揚げた自動車を公売します。公売予定物件 1)日産プレジデント 2)フィアット 3)セルシオ 4)ベンツ』(同上)
 ずいぶんと高級車ばかりが並んでいますが、これだけ高級車に乗っていても、自動車税を滞納しているというのは驚きです。
一説には、自動車税は、税金の中でも徴収率がかなり悪い部類に属するらしいのですが・・・
 東京都の成功を目にした他の自治体でも、タイヤロック導入の動きが広まっているとのこと。
 「放置違反金」未払い対策にもタイヤロックが用いられるようになるかもしれません・・・