まるでダイエットの広告、駐禁取り締まり強化前後写真 (その他13)

(初出:06/06/02) ※アーカイブ

 修正を疑いました・・・
 駐禁取り締まりを民間委託された「駐車監視員」制度が、全国各地でスタートした昨日(06年6月1日)。
 携帯端末をめぐるトラブルはあったものの、「駐車監視員」が暴力に巻き込まれるなどの騒ぎもなく、主要なマスコミのほとんどが「これからは、駐車違反は待ったなしで摘発されます!」と取り上げる華やかな幕開けとなりました。
つぎのような報道がありました。
『全国の警察署の中で駐車違反の摘発数が最も多い名古屋・中署』
『違法駐車に手を焼いてきた飲食店街の通称「錦三(きんさん)地区」』
『「こんな状況は見たことがない。台風が来る時か、お正月ぐらいだね」と同地区で営業する日建錦パーキングの男性係員(59)』
(http://www.chunichi.co.jp/ 06/06/02)
そして映しだされた、2枚の写真。
 1枚は道端に駐禁車両が並ぶ道路、1枚はほとんど駐禁車両がない道路。
 とても同じ道路を撮影したとは思えない、マイケルジャクソンの整形前、整形後ぐらいちがう写真を見ると、「今までは、なんだったんだ」 と思うくらいの変わりようです。
 「反則金(放置違反金)払うのがいや!」という分かりやすい理由からだとは思いますが、こんなに効果があるなら、もっと早くやればよかったのにと思う一方。
 こんなに効果があるなら、ほかの違反取り締まりも民間委託されるのでは、とも思います。
 携帯電話使用違反、シートベルト着用違反、スピード違反・・・
 ドライバーなら誰しも身に覚えがあるだろう、これら軽微な交通法違反。
 駐禁に続いて、これら交通法違反が民間委託され、取り締まりが強化されたら、交通マナーは大幅に改善されるでしょうが・・・
 車に乗る人が減り、日本も、中国のような自転車大国になるかもしれません・・・