(初出:07/02/15) ※アーカイブ
これは最大の汚点では・・・
07年02月08日、大阪の南海電鉄難波駅ホームで女子高生に「痴漢した」として強制わいせつの現行犯で逮捕された容疑者について、つぎのような記事がありました。
『大阪市内の人材派遣会社の嘱託社員で、駐車監視員をしており、出勤途中だった』
(http://www.nikkansports.com/ 07/02/08)
痴漢事件には冤罪もあるので、うかつなことはいえませんが、この61歳の男性がほんとうに犯人だとしたら、「駐車監視員」のイメージダウンはまぬがれません。
「駐車監視員」になるためには「駐車監視員資格者講習」を受講する必要がありますが、つぎのような方は、そもそも資格を取得できません。
それは「一定の刑に処せられその執行を終えてから2年を経過しない者等」、「暴力団関係者」、「アルコール・薬物中毒者等」など。
なので、今回逮捕された「駐車監視員」が、もともと反社会的な性向の持ち主だったとは思えません。
思ったよりたいへんな「駐車監視員」の業務内容にストレスがたまり、思わず痴漢に走ったのかも・・・
ちなみに「駐車監視員」有資格者が不祥事を起こした場合、その扱いはどうなるかというと・・・
その疑問に、現役「駐車監視員」(※07年当時)のマカデミアン・ロッキー様がつぎのように回答してくれています。
『件名:返納命令 道路交通法第51条の13第2項第3号・・・放置車両の確認等に関し不正な行為をし、その情状が駐車監視員として不適当であると認められたとき』
(http://macademian.blog61.fc2.com/)
つまり、「駐車監視員」の資格を返せといわれるわけです。
今後、さらに増員が予想されている「駐車監視員」。
採用にあたっては、より慎重に資質に注意をはらう必要がありそうです・・・