(初出:06/12/28) ※アーカイブ
「ムダが多い」・・・
06年12月13日、大阪府大阪市はつぎのような発表をしました。
『随意契約で外郭団体などに管理委託している公有地などの約1100カ所の駐車場の8割以上で、収益性に問題があるとの調査結果を発表した』
『民間に比べて給与の高い市の派遣職員やOBの人件費などの経費が膨らむ一方、周辺相場より高い月額料金を放置したまま営業活動を怠ったり、駐車場収入を他の事業に充てたりするなど「運営のノウハウがない」』
(出典:日経新聞ウェブサイト http://www.nikkei.co.jp/ 06/12/14)
大阪市で公営駐車場5か所の貸し出しを一般競争入札したところ、予定していた3~11倍もの金額で落札されたことは以前おつたえしましたが、今回の調査結果により、さらにこうした問題がクローズアップされた格好です。
ちなみに大阪市が現在、駐車場管理を委託しているのは、49の団体。
市では来年度以降、こうした団体への委託を中止し、上記5か所の公営駐車場と同様、一般競争入札を導入するそうです。
民間が運営することにより、料金も安く、サービスもよくなる見込みとのことで、利用者としては喜ばしい限りですが、それにしても・・・
”商人の町”でも、お役人体質は同じなんですね・・・