歌舞伎町駐禁事情 (観光地8)

(初出:06/07/30) ※アーカイブ
 
先日、久しぶりに歩いた歌舞伎町で感じたのは、道路が広くなったなあということ。
もちろん、拡張工事をしたわけではなく・・・
車はもちろん、よく放置されていたバイクや原付を見かけなくなったのです。

日本有数の繁華街・歌舞伎町は、新宿署の管轄。
そこで、同署の「駐車監視員活動ガイドライン」を見ると、やはり歌舞伎町地区を含む歌舞伎町1丁目、2丁目及び周辺は、「駐車監視員」が見回る「最重点地域」に指定されていました。
時間帯も、朝の8時~翌朝3時までと、ほぼ一日中。

また、歌舞伎町は自動二輪、原付重点地域にも指定されており、これまた四六時中、「駐車監視員」が目を光らせている模様。

なるほど、道路が広く感じられたのもあたりまえでした。

歌舞伎町といえば、すぐ横に新宿区役所がありますが、同区中山区長(※当時)は、「歌舞伎町ルネッサンス」という運動を推進しています。

これは、犯罪が多発していた、米ニューヨークのタイムズスクエアが、徹底した浄化作戦で文化の発信地として再生したのをモデルケースに、歌舞伎町の「怖い」「汚い」というマイナスイメージを払拭、エンターテイメントの街として賑わうようにしようというもの。
もしかすると、その運動の一環として、駐禁取り締まりにも力を入れているのかもしれません。

生まれ変わりつつある歌舞伎町・・・
いつの日か、東洋のタイムズスクエアと呼ばれるようになるかもしれません・・・

※東京都の「駐車監視員ガイドライン」は以下のページで確認できます。
関東エリア|駐車監視員ガイドライ ン