(初出:06/11/11) ※アーカイブ
10人で2,069件・・・
駐禁取り締まりが強化された06年6月~10月までの取締り件数について、福島県警交通指導課が発表した内容についての記事がありました。
『5カ月間での確認件数は2792件』
『前年同期に駐車違反を検挙した件数(1014件)から2.75倍の増加』
(出典:KFB福島放送 http://www.kfb.co.jp/ 06/11/09)
福島県で駐禁の確認作業を民間委託した警察署は、福島署、郡山署、いわき中央署の3警察署で、委託された「駐車監視員」の数は、10人(5ユニット)。
この10人が5カ月で確認した駐禁車両の数は、全体で2,792件のうち2,069件と70%以上を占めます。
計算すると・・・
2,069件÷5(ユニット数)÷153日(5カ月)=約2.7台。
全国平均台数は約3.3台なので、それより多少悪い数字ですが、効果は抜群だったようで、福島市の県庁通りなど主要6路線では瞬間路上駐車台数が半減したとのこと。
「駐車監視員」制度の本来の目的は”違法駐車車両を減らすこと”なので、この福島県のように、目にみえて効果があれば、目的を達成したことになるのですが・・・
効果がありすぎると摘発する台数が減って、逆に仕事がなくなるとは、「駐車監視員」って不思議なお仕事です・・・