(初出:07/04/15) ※アーカイブ
公園に大量のバイク・・・
つぎのような記事がありました。
『福岡市・中洲に近い博多区の冷泉公園。親子連れやお年寄りの憩いの場を、数百台の二輪車が埋め尽くす。』
出典:読売新聞ウェブサイト http://kyushu.yomiuri.co.jp/ 07/04/10
『市公園条例は公園内にオートバイ、バイクが乗り入れるのを禁止。自転車も駐輪して公園外に出かければ「目的外使用」に当たる。いずれ罰則として5万円以下の過料を定めている。しかし、罰則を適用するには使用者を特定したうえで、違反の継続性を市側が証明しなければならず、1958年の条例施行からこれまでに過料を徴収したケースはない。』
じつは数字上、福岡市でのバイクの駐禁は激減しています。
つぎのような記事がありました。
『市土木局の調べでは、05年10月時点で、市内の歩道上に1日に違法駐輪されたオートバイは569台、ミニバイクは1,694台。これが1年後の調査では、それぞれ287台、1,005台に減少した。』
出典:日刊スポーツウェブサイト http://www.nishinippon.co.jp/ 07/04/17
歩道から姿を消したバイクは、公園に殺到していたのです。
路上に駐輪してあれば、「駐車監視員」か警察官が駐禁の確認作業を行ない、運転手が出頭しない場合、ナンバーからバイクの使用者を特定、「放置違反金」納付書が送付されます。
ところが、公園内は道路ではなく、警察も手のだしようがない。
捕まらないから、子どもが遊んでる公園にバイクが列を作る。
行き場のないバイクライダーの苦肉の策ですが、子どもを遊ばせるお母さんの多くは、眉をひそめ、不安に思うことでしょう。
お母さんがたの不安を解消するためにも、近隣の駐車場の整備が進むことを希望します ・・・ (4へ)
※令和現在、冷泉公園入口には柵が設置され、バイクは公園内に進入できないように整備されています。