(初出:07/08/15) ※アーカイブ
逮捕するより、違反金を払ってもらったほうがいいのでは・・・
「駐車監視員」は、警察庁から駐禁車両の確認業務を委託され、みなし公務員という立場にはありますが、警察官のような権限はありません。
そのため、駐禁をとられた車が、これまで何回駐禁を繰り返してきたかといったことは、「駐車監視員」には調べようもないし、また、警察庁も教えてくれません。
駐禁自体はたいした違反ではありません。
しかし、何回も繰り返したら、ついには逮捕されてしまう法律違反です。
逮捕の目安といわれるのは、「累積6回以上の違法駐車」※。
なので、駐禁を繰り返している、逮捕の可能性がある車両には、「黄色いではなく、赤いステッカーを貼って警告したほうがいいのでは」と思うのですが、「駐車監視員」にこうしたことを望んでも、むりな話。
現実に、こうしたことが可能なのは、「放置違反金」の仮納付書を発送する部署かも。
6回以上※、同じ車両の所有者に「放置違反金」の納付命令を出す場合は、赤い封筒を使用するなどして・・・
「払わないと、逮捕されるかもよ」と、その先に待っている運命について教えてあげれば、今よりも多くの違反者が、放置している「放置違反金」を納付するのではないでしょうか。
もっとも、この案が実現したら、ドライバーの間には、「恐怖の赤紙(封筒)」という伝説が広まることでしょう・・・
※出頭命令を無視して逮捕される目安の回数は”5回”になっている可能性があります(参照記事:逮捕のカウントダウン早まる? (逮捕:令和101))