(初出 :07/08/14) ※アーカイブ
いっそのこと、6回以上※は黄色(イエロー)じゃなく、レッドカードにすれば・・・
たかが駐禁といえど、何回も違反を重ねて、しかも放置すれば、逮捕されます。
中には、2年間で53回、81回もの駐禁を繰りかえすという、まるで記録に挑戦するかのような強者たちもいますが、駐禁で逮捕状を請求される約半分は、駐禁をしながら出頭要請を6回以上※無視してきたドライバーだといわれます。
6回以上※駐禁をとられ、そのまま放置すれば、逮捕・・・
この事実を、いったいどれくらいのドライバーが知っているのでしょうか。
しかもこれは、乗用車やトラックに限った話ではありません。
専用駐輪場が足りないバイクも例外ではないのです。
07年8月2日までに大阪府警は、道交法違反(放置駐車)の疑いで、あるドライバーを逮捕しました。
つぎのような記事がありました。
『今年7月までの半年間、自宅や職場近くでミニバイクの駐車違反を計70回繰り返し、再三の呼び出しにも応じなかった』(出典:日刊スポーツウェブサイト http://www.nikkansports.com/ 07/08/02)
取り調べで男は、多くの容疑者と同じ言葉を語ったといわれます。
「まさか逮捕されるとは思わなかった」・・・
そして驚くべきは、70回に及ぶ駐禁による放置違反金などの総額。
なんと、『計63万2000円に上る』(同上)・・・
駐禁をとられたのは、車ではなく、ミニバイクです。
盗まれるかもしれないのに平気で路上駐車していたくらいですから、自転車かわりに使っていたバイクなのでしょう。
なのに60万円以上の罰金、そして逮捕。
”まさか駐禁ぐらいで、それも、ミニバイクで!”
という、ドライバーの心の叫びが聞こえてきそうです・・・
※出頭命令を無視して逮捕される目安の回数は”5回”になっている可能性があります(参照記事:逮捕のカウントダウン早まる? (逮捕:令和101))