バスも助かる駐禁対策 (その他19)

(初出:06/09/12) ※アーカイブ

 今回の駐禁取り締まり強化で、混雑している都市部でも、時刻表通りにくるようになったと喜ばれてる路線バス。
 運行がスムーズになった大きな原因は、これまでバスレーンに違法駐車していた車両が、「駐車監視員」の取り締まりで減ったから・・・
 しかし中には、「駐車監視員」に頼らず、自力で道を切り開いているバスもあるんです。
 つぎのような記事がありました。
『路線バスに搭載したカメラで、専用・優先レーンで違法走行や違法駐車をしている車両を撮影する「バスカメラ」システムの運用が、東京都内などで始まり、スムーズな運行に一役買っている』
『システムの仕組みは、まず運転台と運転手の頭上に計2台のカメラを設置、1台で交通状況を広範囲に、もう1台でレーン内に進入している違法車両のナンバーを撮影する』
(http://www.mainichi-msn.co.jp/ 06/09/08)
 その後、駐禁車両のナンバーを国交省へ照会、所有者に警告文書が送られるそうで、これまでに84件の警告文書が出されたとか。
 この「バスカメラ」システム、都内では、東急バスと西武バスが導入しているようです(※06年当時)。
 また、東京以外では、福岡県でも同様のシステムが導入され、効果が出ているとのこと。
 わたしの場合、バスといえば、その大きな姿から地上最大の生物である”象”を連想するのですが、そういえば温厚そうな象も、ひとたび怒ると、百獣の王ライオンさえ踏みつぶすほどの大暴れをするとか。
 乗客の命をあずかり、法定速度をきちっと守って走るバスも、うっかりなわばりに侵入すると、痛い目に会うというわけですね・・・

※ 東急バス 「バスカメラ」 出典:東京バス案内WEB
https://www.tokyobus.or.jp/buscamera/tokyu_f.html