違法駐車確認以外にできること (その他46)

(初出:07/05/16)※アーカイブ

 何度も貼られる人は少ない・・・
 「駐車監視員」が重点的に見回る地域は公表されており、いちど駐禁標章を貼られた場所になんども違法駐車をする人は少ないでしょうから・・・
 「駐車監視員」が確認する駐禁車両の数は、年々減少するはずです。
 実際、07年02月、当サイトの系列ブログ「駐禁.comブログ」(※現在休止)に、現役「駐車監視員」の方からつぎのようなコメントを頂きました。
『私の担当している署は、住宅地が中心ですが、昨年の11月頃からは本当に少なくなりましたから』
『8月から10月頃がピーク。最近はピーク時の7割程度、地域によっては半分も貼れなくなってます』
(エリンギ様より)
 「駐車監視員」という仕事は歩合制ではなく、また、お気楽な業務ではありませんが、迷惑な「違法駐車」を防ぐという意味で、確実に社会の役に立っています。
 しかし「違法駐車」が減れば、担当地域をぐるぐる見回ってるだけでは、「税金の無駄遣い」といわれても、しかたがない側面があります。
 ジレンマです。
 そこで「駐禁.comブログ」で、「駐車監視員」には、違法駐車の確認作業以外に”地域の防犯補助”のような役割を果たしてもらったらどうかと提案しましたが、これにも現役「駐車監視員」の方からつぎのようなコメントを頂きました。
『交通の安全と円滑のための駐車監視員制度であるが、ひいては安心で豊かな社会のためのものであり、できる範囲で協力すべきだと考えます』
(マカデミアン・ロッキー様より)
 ちなみに、現在の「駐車監視員」制度では、見回り中、ぐったりした幼児が乗車している車を見かけても・・・
 ボディがべっこりとへこみ、血だらけな車がいても・・・
 「駐車監視員」の業務としては、警察へ通報する義務はありません。
 明らかに見すごすことのできない異常があれば、所轄署に連絡するシステムを作れば、警察も助かるのではないでしょうか・・・