（初出：08/05/02） ※アーカイブ
ガソリンスタンド（GS）の多くが倒産の危機・・・
報道によれば、驚くべきことにGSの5～7割が赤字だとか。その元凶は、いたって評判の悪い”暫定税率”。
つぎのような報道がありました。
『全国4万4000店のスタンドの多くが、（暫定税率）失効直後から1リットル＝25円の暫定税率を課された在庫を抱えたまま、赤字覚悟で値下げに踏み切った。損失額は1店当たり80万円程度に膨らんだ』
（http://www.jiji.com/ 08/04/30）
しかし、08年5月1日暫定税率が復活したことで、全国のGSの多くが、ガソリン価格の再値上げに踏みきりました。
GSの業界団体「全国石油商業組合連合会」の価格調査を報じた記事はつぎのとおり。
『東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県にあるＧＳ約100店舗』
『80％の店舗が前日より値上げしていた。値上げ幅は大半が1リットルあたり30円前後』(http://www.yomiuri.co.jp/ 08/05/01）
ただし、急激に値上げした結果、当然ながら、客足は遠のきました。
ちなみに「石油情報センター」の調査によると、08年4月28日の時点で、全国でガソリン価格（レギュラー）が安かったのは、群馬県（127.2円）や茨城県（127.8円）など。
せっかくのお休み、車でどこか出かけるなら・・・
草津温泉（群馬県）などに出かけて、帰りに、現地のGSで満タンにして帰ってくるというのもアリかもしれません・・・
※ガソリン税について（Wikipedia)
