ニューヨークにニセ「駐禁標識」登場 (その他79)

(初出:06/09/06) ※アーカイブ

 海の向こうの話ですが、あまりにバカバカしくて笑ってしまいました・・・
  アメリカのニューヨークといえば、日本以上に駐禁取り締まりが厳しいことで有名ですが・・・
  そのニューヨーク市のつぎの記事のような”事件”がありました。
『ブルックリンの路上で8月末、ニセ物の「駐車禁止」標識が突然出現し、駐車してあった車が「本物の」警察に撤去される騒ぎが起こっている』
『車の引き取りのため、反則金60ドル(約7000円)を含む205ドル(約2万4000円)を支払った』
(http://www.cnn.co.jp/ 06/09/04)
  あまりに本物そっくりの標識で、警官もニセ物だと気づかずに、その標識の内容にそって、違法駐車の車に「駐車違反」切符を切ったとか。
  被害者の男性は、あとでニセの標識だったことがわかり、怒っているといいますが・・・
  いまだに、だれが、なんのために、ニセ物の標識を置いたのか謎。
  まれに見る珍事件ですが、おそらく、犯人は名乗り出ないでしょう。
  1930年代、ニューヨークで活躍した挿絵画家ヒュー・トロイは、いたずらの天才としても有名で、セントラルパークに置いているあるのとそっくりのベンチを買い、それをこっそり公園に運びこむと・・・
  わざと警官の前でベンチを持ち去ろうとして逮捕させ、あとでベンチの領収書を見せ、警察に謝罪させるといういたずらを繰り返したといいますが、こんどのニセ物の「駐車禁止」標識騒ぎも、ヒュー・トロイと同じような、いたずら好きのしわざのような気がします。
  ひょっとすると犯人は、厳しすぎる駐禁取り締まりに、一石投じたかったのかもしれませんね・・・