駐禁隊、猪突猛進(その他:令和155)

(初出:20/10/16)

 鬼滅の刃を読んでなければ、はしびら(嘴平)なんて一生読めませんでした・・・
 令和2年10月、週刊少年ジャンプ発の漫画「鬼滅の刃」がブームの頂点を迎えようとしています。
 10月16日本日、映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開され、映画館がえらいことに。
『TOHOシネマズ新宿では、公開初日の16日に11スクリーンで計42回上映。各館の予約サイトなどによると、新宿バルト9で39回、中川コロナシネマワールド(名古屋市)で36回の上映が予定されている。SNSでは、上映回数の多さに驚きの声が上がり、上映スケジュールを見て「まるで電車やバスの時刻表」といった声もあった。』
出典:朝日新聞デジタル 20/10/16 「鬼滅の刃、時刻表並み上映数 座席の間引きやめる館も」(https://www.asahi.com/articles/ASNBJ0V70NBHUCVL00G.html)
 午前7時から上映がスタートした劇場には、早朝から列ができたところもあったとか。
 大正時代を舞台に、人食い鬼となってしまった妹を人間に戻すため、決死の覚悟で鬼の総元締を倒す戦いに身を投じる炭売りの少年の物語は、けっして明るいトーンではありません。
 しかしアニメ化されたのをきっかけに、若者を中心に爆発的に人気を呼び、あれよあれよという間にコミックスは累計1億部を突破。
 おかげで8月25日発表された版元・集英社の決算(第79期)は、出版不況といわれる中、売上高1,529億400万円(前年比14.7%増)、営業利益243億200万円(同175.7%増)、当期純利益209億4,000万円(同112.0%増)と大幅に改善したほど。
 個人的には、第32話に登場した人面蜘蛛が強く印象に残ってます。
 少年ジャンプは毎週読んでいても、鬼滅の刃はスルーしていたのが、たまたま見かけた人面蜘蛛のビジュアルに「日野日出志か」と衝撃を受け、以降、電子版巻末に毎号掲載されていたオールカラー連載が必読となったからです。
 ちなみに2019年12月、あるダンス&ボーカルグループに話を聞く機会があったのですが、アニメとは縁がなさそうなメンバーの多くがハマってるとして名前をあげたのが「鬼滅の刃」で、その人気が広まってることを実感しました。
 一番好きなキャラクターは嘴平伊之助ですが、もし伊之助が駐車監視員だったら、外交官ナンバーだろうがパトカーだろうが、はたまた反社の匂いがする高級車だろうが、かまわずに駐禁車両に猪突猛進するだろうなと、想像するとにやにやしてしまいます・・・