ガラガラ駐輪場 (その他95)

(初出:07/02/21) ※アーカイブ

 誤算だったのか・・・
 つぎのような記事がありました。
『1000台収容の駐輪場に1日平均わずか60台?』
『この駐輪場は世界遺産・醍醐寺にほど近い(京都)市営地下鉄醍醐駅改札横地下の「醍醐駅自転車駐車場」。平成9年秋にオープンした。一帯が住宅地であることや、駅の真上に大型商業施設があることなどから、通勤・通学者の利用を見込んでいた。ところが駐輪場開設後に、この大型商業施設が、利用客向けの駐輪場を約1000台収容に拡充したことから、自転車利用者がそちらに流れ、市営駐輪場の利用は低迷。最近では1日の稼働率が6%前後と、閑古鳥が鳴く状態になっている』
(http://www.sankei.co.jp/ 06/12/19)
 じつは、自転車に限らず、公営の駐車場の多くで、こうしたチグハグな運営が行なわれています。
 原因は、監督するお役所に「運営のノウハウがない」ため・・・
 ちなみに上記の市営自転車駐車場の収支にいては、下記のような報じられています。
『駐輪場の利用料は1回150円で、昨年度の利用料収入は約300万円。これに対し人件費などの管理費は1300万円を超え、大幅な赤字となっている』
(http://www.sankei.co.jp/ 06/12/19)
 民間だったら閉鎖しているような状況なのでは・・・