伝統の危機? 警視総監、交通安全運動で初の指導なし(その他:令和114)

(初出:20/04/07)

 昭和の時代から連綿と続いた取り組み、初の中止・・・
 その脅威に世界中が怯える新型コロナウイルスの影響で、春の交通安全運動に異変が起きていることは、先日お伝えしたばかり(参考記事:春の全国交通安全運動だZ!)ですが、それを象徴するような報道がありました。
『春の全国交通安全運動が6日から始まった。東京都内では新型コロナウイルスの影響で、警視総監が新小学1年生と手をつないで横断歩道の渡り方を指導する取り組みが昭和51年以来、初めて中止に。屋内での啓発イベントも全て中止となり、多数がボランティアとして協力する交通安全協会に対しても、今年は参加の見合わせを呼びかけた。』
出典:iZa(産経新聞ウェブサイト) 20/04/06 「警視総監の指導を初めて中止 春の交通安全運動にもコロナの影響」(https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/200406/evt20040619250011-n1.html)
 ”たかが交通安全運動”と思われがちですが、じつは、交通安全運動は多数の省庁が参加する国家的イベント。
 それは、ほかならぬ、内閣府のホームページ内に特設サイトが設置されていることからも分かります。
『本運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。』
出典:内閣府 20/02/03 「令和2年春の全国交通安全運動推進要綱」(https://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/r02_haru/youkou.html)
 そして同ページに主催として記載されてるのは、内閣府、警察庁、総務省、法務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、防衛省、都道府県、市区町村、各種自動車関連の組織・・・
 五輪に勝るとも劣らない豪華な顔ぶれです。
 しかし令和2年、交通安全より重要な新型コロナウイルス問題により、長年の伝統行事はあえなく中止となったのです。
 もっとも自粛モードのおかげで車の交通量が減っており、事故件数も減少しているのだとか。
 ちなみにコロナが流行ろうが、車が減ろうが、駐車監視員の仕事に変更はないようですが、さすがに駐禁車両も減ってるのではないでしょうか・・・