(初出:06/08/23) ※アーカイブ
これはお手上げか・・・
大事な自動車が盗難に会わないよう、駐車した車が動かされたら携帯メールで教えてくれる装置が”開発中”と先日お伝えしましたが・・・
8月21日、奈良県警高田署などが逮捕した、03年から12都府県で犯行を繰り返していた自動車盗グループの前には、こうした警報装置も役に立たなかったかもしれません。
グループのボスは、ブラジル国籍の34歳の男。
『ボンネットを開けバッテリーを外して警報装置が働かないようにするなどの手口で、日本製の4輪駆動車や高級車を中心に狙っていたという』
『計210台、約4億8000万円に上る』
(出典:zakzak by夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/ 06/08/22)
桁違いの被害額ですが、それだけ綿密にターゲットを絞り、犯行を働いていたのかもしれません・・・
また8月22日、宮城県警築館署により トラクターの窃盗犯3名が逮捕されたのですが、こちらは上記窃盗グループに比べ、かなり行き当たりばったりな犯行だったようです。
つぎのような記事がありました。
『3人は以前、バイク約20台を盗んだが、安い買い取り額に不満を持ち「もっと大物を狙おう」とトラクター盗を思い付いた』
『昼間に物色したトラクターを、夜にクレーン車でつり上げてトラックの荷台に乗せる手口で、宮城県内で計4台を盗んだと供述。それぞれ10万から20万円で売った』
『4台を盗んだところで、クレーン車のつり上げ部分が折れてしまい「割に合わない」と“挫折”した』
(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/08/22)
バイクより”大物”がトラクターって・・・
たしかに車体の大きさはそうですが、”大物”の意味がちがうような気が・・・