(初出:06/04/29) ※アーカイブ
車を停めようにも、空いてる駐車場がない・・・
仕方なく路上駐車して戻ってみれば、愛車に駐禁のステッカー。
ありがちなパターンですが、そもそも車の数に比べて、駐車場の数が圧倒的に足りないのが現状(※06年)なので、こういうことになるわけです。
駐禁取り締まりの民間委託を含んだ道路交通法改正が承認されたのは04年7月ですが、当時、インターネットにアップにはつぎのような記事がありました。
『コインパーキング事業者の大手、パーク24の資料によると、現在、クルマで向かった目的地での駐車場需要は約1109万台あり、供給量は約500万台分。つまり600万台余りのクルマが、駐車したい場所と時間に駐車場が見つけられない状況にある』(http://plusd.itmedia.co.jp/ 04/07)
それから2年。
多少は状況が改善されているとは思いますが、どこへ行ってもすぐに、空いてる駐車場が見つかるという実感は、まだありません。
とくに繁華街では、まだまだ。
それなのに、今回設置される「駐車監視員」が、主に取り締まりにあたるとされているのが、その繁華街周辺なのです。
駐禁取り締まりの強化をするなら、駐車場設置の振興策も同時にやればよいのにと思いますが、道路行政は、警察庁ではなく国土交通省の管轄。
縦割り行政の弊害が、こんなところにも及んでいるのですね。
かくして、ドライバーは、駐車場を探して、町中をさまよう羽目になるわけです・・・