長崎県バイク駐車場難民 (駐車場21)

(初出:06/11/06) ※アーカイブ

バイクとの共存をめざして・・・
南国・九州の長崎県で、車とバイクの共存に向けて、実験がはじまっています。

『長崎市は1日から、路上に違法駐車したバイクを減らすため、2カ所の市営駐車場でバイク専用の駐輪場を拡張する“実験”に乗り出す。駐車場にバイクの駐輪スペースを設けることで問題が生じるかどうかなどを分析。最終的には、実験で得られた結果を基に、市街地にある民間駐車場に駐輪場の併設などを求めていく考え』
『人口規模がほぼ同じ大分市の約4万5000台に比べ、約1.6倍の約7万2000台。JR長崎駅や路面電車の築町電停周辺などで路上駐車が目立ち、歩道や点字ブロックをふさぐなど通行の妨げになっている』
(出典:西日本新聞me http://www.nishinippon.co.jp/ 06/11/01)

坂が多いことで有名な長崎市は、ちょっと出かけるのに便利なバイクが普及しており、他の自治体で持て余している放置自転車のかわりに、放置バイクが問題にとなっているのです。

ただし自転車とちがって、バイクは、車と同じく駐禁取り締まりの対象。
放っておけば駐禁ステッカーを貼られたバイクが続出し、駐車場の整備が追いつかない市にクレームが押し寄せるため、このような実験をはじめたのでしょうか。

ちなみに、今回の実験で増やすバイク専用駐輪スペースの数は、それほど多くありません。

『市民会館地下駐車場(魚の町)の駐輪スペースを3台分から55台分に、桜町駐車場(桜町)を15台分から20台分に拡大』(出典:西日本新聞me http://www.nishinippon.co.jp/ 06/11/01)

しかし、やらないよりはやったほうがまし。
この実験をきっかけに、すこしでもバイク駐車場難民が減ればと思います・・