「サシオサエー」の育て方! ポケモン風その2 (罰金20)

(初出:07/05/29) ※アーカイブ

駐禁をポケモンにたとえると・・・
「イホウチュウシャ」が「ホウチイハンキン」へと成長、さらにバトルを続けると「サシオサエー」に進化することは、前回お話しましたが・・・

この”進化”にあたっては、「イホウチュウシャ」をとりまく環境が大きく影響します。

「イホウチュウシャ」そのものはかんたんにゲットでき、ほうっておけば簡単に「ホウチイハンキン」に成長するのですが、よりレアな「サシオサエー」に進化するためには、ある条件が必要。

じつは、「ホウチイハンキン」は一匹(=1回)だけだと、「シャケンキョヒ」になってしまうケースがほとんど。

では、どうやったら、「サシオサエー」になるのかというと・・・

1=群れ(?)を作る。
一匹より二匹、二匹より三匹と、たくさんの「ホウチイハンキン」を集めれば集めるほど、刺激がたまり、「サシオサエー」に進化しやすくなります。

ちなみに、日本初の「サシオサエー」は、06年9月、トーキョーシティ(東京)で、二匹の「ホウチイハンキン」が合体して生まれました。

ただし・・・
集めすぎると、「サシオサエー」を通りこして、いきなり究極進化(「タイホー」)することもあるので、注意が必要です。
 
2=育てる場所(?)を選ぶ。
「イホウチュウシャ」のブリーダーである「カンシイーン」(駐車監視員)は、日本全国にいますが、場所によって人数が多かったり、少なかったり・・・ 同じではありません。

たとえば、トーキョーシティ(東京都)では、06年度に530人もの「カンシイーン」がいましたが、ワカヤマシティ(和歌山県)には、12人しかいないのです。

そのためかどうか、トーキョーシティにおくれること、8カ月。
ワカヤマシティでは07年5月になってようやく、初の「サシオサエー」が出現しました。
同じ「イホウチュウシャ」でも、環境によって、進化のスピードが変わるというお話でした・・・
 
※07年5月21日、和歌山県での駐禁について報道がありました。
『和歌山市内に住む32歳の男性に対し、県内で初めて(放置車両の使用者が期限を過ぎても違反金を納付しなかったとして)差し押さえを実施した』
『県警交通指導課によると、和歌山市の男性は4件の放置違反の車両使用者で、催促状を送っても納付しなかったため、7万200円の銀行預金を差し押さえたという』
『督促状により納付しない人に対し、2月から催促状を送付して任意納付を促してきたが、納付しない人には財産の差し押さえをしていく』(出典:ニュースサイトAGARA by 紀伊民報 http://www.agara.co.jp/ 07/05/21)