(初出:06/08/10) ※アーカイブ
ついに、「11人」いた!・・・
ただその報道は、かなり地味で地方紙のみ。あやうく見落とすところでした。
事件が発生したのは、06年8月8日午前10時半ごろ、大阪府大阪市。容疑者はまたしても男性です。
『区役所に立ち寄るため離れたワンボックス車に違反確認ステッカーを張られたことに腹を立て、駐車監視員の男性(55)の顔につばを吐き、胸を両手で突くなどの暴行を加えた疑い』
(出典:毎日新聞ウェブサイト※当時 06/08/09)
「つばを吐き、胸を両手で突く」というのは、これまでの報道の中でも悪質な部類に入りますので、この男も「頭を平手でたたいた男」同様、書類送検され、裁判にかけられるかもしれません(頭を平手でたたいた男は懲役1年執行猶予3年の判決)。
ところで、駐禁取り締まりが強化され、民間の「駐車監視員」に確認作業が委託され69日間で11人の逮捕者が出ました。
仮に、1年365日このペースが続くとすると、年間で約58人の逮捕者が出る計算になります。
06年度、「駐車監視員」は全国で1580人(790ユニット)いるので、計算上、ユニット全体の7~8%が暴行騒ぎに巻き込まれるということになります。
これって、けっこう高い確率なんじゃないでしょうか・・・