自粛警察、駐車監視員に返り討ち?(逮捕:令和193)

(初出:21/02/14)

 自粛警察vsみなし公務員・・・
 業務中の駐車監視員はみなし公務員として警察官同様に扱われますが(参考記事:抗議してもムダな駐禁)、どういう根拠があって、自分のほうが正しいと思ったのでしょうか。
 駐車監視員に暴行した男性が、公務執行妨害の疑いで逮捕されたという報道がありました。
『逮捕容疑は11日午後1時55分ごろ、同市青葉区の歩道上で、駐車監視員の男性の胸を肘打ちするなどの暴行を加え、職務を妨害した疑い。「すべて答えません」と黙秘しているという。』
出典:日刊スポーツウェブサイト 21/02/12 「駐車監視員に暴行、職務妨害疑いで60歳医師を逮捕」(https://www.nikkansports.com/general/news/202102120000076.html)
 記事によれば、男性は駐車監視員に「この時期に何をやっているんだ」「社会情勢を分かっているのか」といったとのこと。
 黙秘しているので想像するしかありませんが、やったことからすると、コロナ禍で非常時なのだから駐禁なんて取り締まってる場合じゃないだろう、との主張があったような感じです。
 〇〇だから□□するのが常識、と思うのは個人の勝手ですが、それを強制する立場にない人が他人にその考えを押しつけると、”自粛警察”と呼ばれるようになります。
 さらに、口だけはなく手まで出すと、警察どころか犯罪者となってしまいます。
 駐車監視員に対する公務執行妨害罪に対しては、懲役1年、執行猶予3年という判例があるのです(参考記事:「第三の男」犯罪者に・・・)。
 「何をやっているんだ」は自分のほうだったと後悔しないよう、駐車監視員への言動には注意が必要です・・・