摘発14回、放置違反金18万円強制徴収 (罰金17)

(初出:07/03/24) ※アーカイブ

「関係ない」は通用せず・・・

07年3月愛知県で、滞納した放置違反金を一気に徴収されたという報道がありました。

『駐車違反を14回重ねたのに一度も違反金を納めなかったとして、県警駐車対策課は23日、名古屋市中川区の男(26)の銀行口座から違反金計18万円を強制徴収した』(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 07/03/24)

放置違反金の強制徴収自体は全国で行なわれており、愛知県内でも男が7人目で、いまさら驚くことはありませんが、さすがに10万円を超えたのは初めてのケースとか。
 
不思議なのは・・・
男名義の乗用車は、06年6月から9月の3カ月の間に、14回駐禁をとられたと報道されていること。

愛知県では、6月~8月までに4回違法駐車をくりかえした車にたいして、20日間の「使用制限処分」が出されています。

同じ時期に、同じ場所で、駐車違反を重ねながら・・・
かたや4回で「使用制限処分」。
かたや14回で「差し押さえ」(違反金強制徴収)。

愛知県警は、14回駐禁した男に納付命令書など計70通の文書を送ったということですが、なぜ「使用制限処分」を出さなかったのか、理由は不明です。

ちなみに、この14回駐禁男、今回強制徴収されたのとはべつに、2件の放置駐車の違反金も「自分と関係ない」と納めていないとのこと。
 
もしかするとこれから、「使用制限処分」が出されるのかもしれません・・・