(初出: 06/10/04) ※アーカイブ
06年10月2日警察庁は、9月21日~30日まで行なわれた06年「秋の全国交通安全運動」の期間中、飲酒運転による事故が05年より60%以上減少したと発表しました。
期間中に、全国で発生した飲酒運転事故は112件。05年度同期は299件だったため、62.5%(187件)の減少となります。
今回の全国交通安全運動の重点項目は、06年8月に福岡で起きた、飲酒運転車に追突されてRV車が川に転落した事故の影響から「飲酒運転の根絶」だったので、警察による徹底した取り締まりが実を結んだかたちとなりました。
ただ、飲酒運転事故が減少した原因として、警察の力以外にも、連日マスコミが飲酒運転のニュースを流しつづけた効果もあったんじゃないでしょうか。
不謹慎かもしれませんが、”飲酒運転報道ブーム”じゃないかと思うくらい、毎日毎日報道されています。
ただ納得いかないのは、今年に入っていきなり飲酒運転が増えたわけではなく、騒がれる以前から起きていたのに、なぜマスコミはなぜ放置していたんでしょうか。
ひょっとしてCMスポンサーである車メーカーに配慮していた?
そのうち車メーカーもPL法の一貫として、車の取り扱い説明書に、薬などと同じような「車の運転は法律をよく守って、警察官の指示にしたがって運転してください」という注意書きが入るようになるかもしれません・・・