これがほんとの”駐車場荒らし” (駐車場29)

(初出:07/02/28) ※アーカイブ

ほんとうの”駐車場荒らし”・・・
07年2月12日、神奈川県小田原市で、つぎの記事のような事件が発生しました。

『市辻村植物公園の駐車場わきにある公衆トイレの屋根の銅板が盗まれる被害が相次ぎ、市は小田原署に被害届を出した』
(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 07/02/14)

屋根の素材が盗まれるというこのニュースを聞いて、昔、読んだ、サザエさんの漫画を思い出しました。
家の玄関から人の靴を盗む、”靴泥棒”の話です。

読んだときは「靴なんか盗んでどうするんだろう」と意味が分かりませんでしたが、今にして思えば、終戦後物資不足だったころ発表された作品なので、盗んだ靴は闇市で売ったという設定だったのかもしれません。

また、07年2月21日、今度は埼玉県で、つぎの記事のような事件が発生しました。

『行田市埼玉(さきたま)で、博物館入り口に設置されたステンレス製の車止め4本、40万円相当が盗まれているのを出勤した職員が発見した』
『さらに、80メートルほど離れた公園の臨時駐車場でも、車止め9本、45万円相当が盗まれていた』
(http://fnn.fujitv.co.jp/※当時 07/02/21)
 
”車上荒らし”、”自動車盗”どころか・・・
もう、駐車場にあるもの、すべて持っていかれそうな勢いです。
 
現代日本は、ある意味、終戦直後並みに物騒になっているのかもしれません・・・