いいことなしの短気は損気 (逮捕:令和29)

(初出:19/10/07)
 
 短気は損気・・・
 その語源は、江戸時代までさかのぼるとか。
 つぎのような記事がありました。
『「短気は損気」は、近松門左衛門の人形浄瑠璃が由来です。演目のひとつに「冥途の飛脚」という作品があり、そのなかに「短気は損気の忠兵衛」があります。』
出典:TRANS.Biz 19/04/16 (https://biz.trans-suite.jp/)
 「冥途の飛脚」とは物騒な題名ですが、内容もまた剣呑、短気な飛脚が破滅するお話です。
 この作品が書かれたのは300年以上前ですが、人は変わらないのか、いまだに同じようなことをしています。
 06年6月「駐車監視員」制度が開始されて以来繰りかえされているのが、つぎのパターンです。
 違法駐車した車に駐禁ステッカーを貼られて激高、現場にまだいた「駐車監視員」に暴言吐いたり、胸ぐらつかんで抗議して逮捕・・・
 みなし公務員である「駐車監視員」相手に怒ってもいいことはないのに、こうした報道があとをたちません。
 相手こそ「駐車監視員」ではありませんが、つい19年10月4日にも徳島県で、所有するマンションの駐車場にトラックを停められ、怒った男が逮捕されるという事件が発生しました。
 つぎのような記事がありました。
『徳島県阿南署は4日、阿南市羽ノ浦町中庄、会社役員の男(65)を暴力行為法違反の疑いで現行犯逮捕した。
 男は4日午前9時15分ごろ、所有する羽ノ浦町のマンション駐車場で、鳴門市の運送業の10代男性にカッターナイフを突き付け「頭割ったるわ」などと怒鳴った疑い』
出典:徳島新聞ウェブサイト 19/10/05(https://www.topics.or.jp/)
 65歳、会社役員・・・
 怒っている時は、年齢も社会的立場も関係なくなっているのでしょうが、警察の取調室で我にかえった時、なにを思うのか。
 できれば、その気持ちはわかりたくありません・・・