ETC不正通行400回 (逮捕51)

(初出:07/05/09) ※アーカイブ

逃げきれない・・・

ETCの不正通行問題は、道路公団が民営化される以前よりあったのですが、警察による逮捕者はひとりもいませんでした。

しかし逮捕されなかったとはいえ、不正の記録自体は消えることがなく・・・
07年1月、過去の不正をまとめて追及、書類送検されたドライバーについての報道がありました。

『富山県警高速隊は30日、料金区分を軽自動車として登録したETC車載器を普通乗用車に付けて北陸自動車道などを不正通行したとして、道路整備特別措置法違反の疑いで、同県高岡市の男性会社員(33)を書類送検した』
『高速隊は、会社員が2005年10月から06年7月まで、約400回にわたり不正通行し、計約20万円の料金の支払いを免れていたとみて裏付けを急ぐ』
(出典:zakzak by夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/ 07/01/31)
 
400回にも及ぶ犯行の裏付けを、いったいどうやって確認するのか・・・

じつは、料金所には監視カメラが設置されており、道路公団時代不正通行で捕まらなかったからといって、その記録が消えてるわけではありません。

なので、不正通行の「裏付け」とは、料金所の通過記録とこのカメラの映像の突き合わせをするのでは。

ということは、過去に違反したドライバーは、いちど逮捕されたら、通常料金の3倍ともいわれる過去のツケを一気に請求される可能性があります・・・