車は減る、監視員は増える… (取締46)

(初出:09/05/31) ※アーカイブ

本サイトが注目する「駐車監視員」制度は、06年に開始されましたが ・・・
それから3年たち、車をとりまく環境は、天と地ほども、激変しました。
 
100年に一度といわれる大不況まっただ中の、2009年5月の日本は、つぎのようなニュースが配信されるような状況。
 
『日本自動車工業会が29日発表した4月の自動車国内生産台数は、前年同月比47.1%減の48万5405台と、7カ月連続で減少した。下落率は4月としては過去最大で、台数は同月としては1971年に次ぐ低水準となった』(FujiSankei Business1※当時 09/05/30)
 
需要と供給 ・・・
おおざっぱないいかたをしてしまうと、09年4月の日本では、08年4月の約半分しか車が売れない、ということでしょうか。
 
ところが東京都では、09年4月1日から「駐車監視員」が巡回する地域が、これまでの都内23区に加え、東京都内全域(島部を除く)に拡大されたのです。
 
日本の中でも、東京だけは、例外的に景気がよく、車がよく売れ、駐禁が増加して社会問題になっている ・・・
という話は、ついぞ聞いたことがありません。
 
需要と供給のバランスが崩れるような気がするのは気のせいでしょうか ・・・