駐車監視員のひみつ その3(取締:令和176)

(初出:20/12/20)

 深夜に見回ることもあります・・・
 意外と知られていない、駐車監視員のお仕事。
 その内容についてのお話、3回めです。
・「(みなし)公務員だけど夜でも働きます」
 駐車監視員は民間人ですが、みなし公務員という立場にあります(参考記事:抗議してもムダな駐禁)。
 では、「公務員なら、勤務時間は9時ー5時なのか」と思った方。
 そんなことはありません。
 深夜に放置車両が発生するエリアでは、駐車監視員の活動時間も深夜に設定されるのです。
 たとえば都内では、赤坂署、麻布署、愛宕署、渋谷署、新宿署、築地署では、駐車監視員ガイドラインに”~翌〇時”と、深夜の活動時間帯が明記されています(2020年12月現在)※。
 また、地方の駐車監視員ガイドラインを見ると、時間帯が”終日”というエリアが多数あります。
 現実には、過去に駐禁車両がほとんど確認されないエリアを、頻繁に駐車監視員が巡回することはないでしょうが、可能性は0ではありません。
 公務員だから、勤務時間は9時ー5時ということはないのです。
 なお、忘れがちですが、駐禁をチェックしているのは駐車監視員だけでありません。
 「駐禁車両が邪魔だ」という110番が入れば、警察が駐禁取締まりに動く場合もあります。
 さらに最近では、つぎのような報道がありました。
『「車を売る予定がありましたら、ぜひ当社で買い取り致します」などと書かれたチラシ。 今、このようなチラシが、車に貼られたという訴えが相次いでいる。 取材を進めると、これが窃盗の目印になっている疑いが浮上した。 』
出典:FNNプライムオンライン 20/12/12 「【独自】車に貼られた謎のチラシ 何のため “不審な業者”直撃」(https://www.fnn.jp/)
 考えてみれば、深夜、路駐している車ぐらい、盗みやすい車はありません。
 一晩停めてあった車に乗ろうとしたら、窃盗の目印となるチラシが貼ってあったなどという事態はちょっとしたホラーで、駐禁ステッカーとはちがう意味で、心臓に悪いにちがいありません。
 盗まれないまでも、車上荒らしに遭う可能性も高い路上駐車。
 駐車監視員の活動エリア・活動時間帯ではなくても、ちがった意味で危険です・・・

※「駐車監視員」の活動は下記ページで確認できます(一部PDF)。
全国|駐車監視員ガイドライン