五輪期間中、都内は厳戒態勢(取締:令和214)

(初出:21/07/20)
 
電車移動が吉・・・

すったもんだの末、ついに開幕まで秒読み段階となった、令和五輪。
開催が決定した当初、五輪期間中の都内は、それこそ殺人的な混雑が予想されていましたが、ご承知の通りコロナ禍により、状況は一変。

観光客は来日できなくなり、地元・日本人による会場での観戦も禁じられ、各国選手は広大なスタジアムの中、地元予選のようなシチュエーションでの戦いを強いられることになりました。

しかし、業務の遂行にあたっては、驚異的なほどの情熱を注ぐのが日本人。
「人がこないなら、会場の警備も手抜きでいいじゃん」とは、なりません。
スタジアムの警備を含め、世界的なビッグイベントに備えて立てられた多くの計画が、そのまま実行に移されそうです。

早速、昨日7月19日(21年)には、首都高速道路の料金を1000円上乗せする「ロードプライシング」がスタート。
都心部につながる一般道で渋滞が発生する事態となりました。

また、五輪のメイン会場であるオリンピックスタジアム周辺の警備も厳重で、近辺は、一般車両は進入禁止とされました。
これがもし有観客での開催だったら、ほとんどの観客はうだるような暑さの中、近くの駅から徒歩で会場に向かわなければならなかったでしょう。

当然ながら、駐禁対策も万全。
「会場周辺路上駐車対策図一式」は、下記ページで見ることができます(※21年7月20日現在)が、都内のあちこちで、路上駐車対策が強化されます。

オリンピックスタジアム(新宿区)
東京体育館(渋谷区)
国立代々木競技場(渋谷区)
日本武道館(千代田区)
東京国際フォーラム(千代田区)
国技館(墨田区)
馬事公苑(世田谷区)
東京スタジアム(調布市)
武蔵野の森総合スポーツプラザ(調布市)
武蔵野の森公園(府中市)
台場地区(港区)
有明地区(江東区)
東京アクアティクスセンター(江東区)
東京辰巳国際水泳場(江東区)
夢の島公園アーチェリー場(江東区)

参考:
「2020TDM推進プロジェクト」
https://2020tdm.tokyo/
「会場周辺交通対策」
https://2020tdm.tokyo/traffic/index.html
「会場周辺路上駐車対策図一式」
https://2020tdm.tokyo/traffic_pdf/traffic_rojou_tyuusha.pdf

五輪期間は、2021年7月23日(金)から8月8日(日)まで。

その間、やむをえない事情がないなら、都内の移動は、車を使わず、電車や地下鉄を利用されることを強くお薦めいたします・・・