かみついて・・・懲役1年 (逮捕36)

(初出:06/10/23) ※アーカイブ

かみついても懲役1年、執行猶予3年・・・

10月18日岡山地裁で、「駐車監視員」への公務執行妨害容疑での逮捕者としては、全国2例目の男の裁判がありました。

男の容疑は、路上駐車を注意した「駐車監視員」の手にかみついた公務執行妨害と傷害容疑で、事件の様子はつぎのように報じられています。

『容疑者は「移動してください」と声を掛けた監視員に「おまえの車はええんか」などと怒鳴り、監視員に携帯電話のカメラを向けた。監視員が顔の前に左手を上げると、車の窓越しに引っ張り、かみついた』
(出典:東京新聞ウェブサイト http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/06/13)
 
噛まれた駐車監視員のケガは全治5日間。
裁判の模様について、つぎのような記事がありました。

『被告は罪状認否で「腕をつかんだ際に滑って口に当たった。かもうという気持ちはなかった」と主張していた』
『「犯行は悪質。開始されて間もない時期に行われ、社会的影響も軽視できない」と述べた』
(出典:zakzak by夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/ 06/10/19)
 
結果、判決は、懲役1年、執行猶予3年」。

ちなみに、新宿で「駐車監視員」の頭を平手でたたいて逮捕され、裁判にかけられた男がいましたが、こちらも同じ内容の判決でした(詳細はこちら→https://xn--ckzq57d.com/taiho21/)。
 
駐禁ステッカーを貼られ、むかつく気持ちはわかりますが、今後、「駐車監視員」に抗議するときは・・・

”懲役1年、懲役1年、懲役1年”と、頭の中で3回くりかえしてから話しかけると、後悔せずにすむかもしれません・・・