(初出:19/09/30)
「海の上、走ってる」・・・
友だちの車に乗せてもらったら、カーナビが出荷当時なかった道路を走ったらしく、ありえない状況に大笑いしました。
古くてデータ更新もできないカーナビだからこその、怪しい挙動でしたが、カーナビの性能の良し悪しは、目的地までの到達時間に大いに影響します。
また、今やカーナビにTVチューナーがついてるのは当たり前、DVDが再生できたり、スマホと接続して会話ができたり、最近注目のドライブレコーダーを内蔵していたりと、どこまでがカーナビか分からないほど複雑な進化を遂げています。
しかし、あまり遠出をすることがないドライバーの場合、高機能高価格のカーナビは宝のもちぐされで、もっぱら無料の「カーナビアプリ」を利用しているという方も多いのではないでしょうか。
2010年Googleマップナビの登場は衝撃的で、まわりでスマホを持っていた人のほとんどが、用もないのに自宅や職場までの移動ルートを調べて性能の良さに驚きの声をあげていました。
それから10年あまりが経過。
「カーナビアプリ」もGoogleにつづいて「Yahoo! カーナビ」など多くの競合アプリが登場していますが、2019年また新たに強力なルーキーが名乗りをあげました。
つぎのような記事がありました。
まさに百花繚乱とも言えるカーナビアプリ市場。そこに彗星のごとく登場したのが、LINE株式会社から9月5日にリリースされた「LINEカーナビ」である。
出典:現代ビジネスウェブサイト 19/09/26 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67391
このアプリ、基本をイチから開発したわけではなく、ナビ機能に関してはトヨタのハイブリッドナビエンジンを利用。これにLINEが展開するAIアシスタント「Clova」を介して音声操作を可能にしたものである。
いよいよ本格的にAIと連動するカーナビ機能。
以前から提案していますが、「ここは駐車禁止地域です」とカーナビがアナウンスしてくれるのも近いかもしれません・・・