自粛警察よけになるか、ゆるキャラご当地ナンバー(その他:令和124)

(初出:20/06/24)

 やはり人気がなかった、ご当地ナンバー・・・
 “走る広告塔”の役割を期待されてるわりには”特徴がない”ご当地ナンバー※、その実態が明らかになりました。
『国交省によると、今年2月末時点で「くまモン」を描いた「熊本」は約1万6千件、広島カープの「カープ坊や」をあしらった「福山」(広島県)は約1万2千件の申し込みがあった。
一方、鳥海山と田園を背景に稲穂が揺れる「庄内」(山形)、阿波おどりをモチーフにした「徳島」など9地域は千件以下。』
出典:共同通信ウェブサイト 20/06/22 「ナンバー図柄変更容認へ、国交省 走る広告塔、低迷てこ入れ」(https://www.47news.jp/news/4938430.html)
 今後、人気が出るように、現行の絵柄を差し替える試みが行われるようですが、じつは、そのお手本となるナンバーはすでに存在しています。
 それは、原付バイクの図柄入りナンバープレート。
 自治体が発行する原付バイク用の図柄入りナンバープレートは、国交省のご当地ナンバーに比べて派手なものが多く、あまりの人気にナンバー盗難事件が発生するほど(参考記事:「はた迷惑なナンバー盗難」)。
 原付バイクの図柄入りナンバープレートを集めているHP※を見ると、ほんとうに多種多様なナンバーがありますが、国交省のナンバーとのちがいは、ウルトラマン(須賀川市)やキャプテン翼(葛飾区)、ルパン三世(佐倉市)、刃牙道(府中市)、ゲゲゲの鬼太郎(調布市)(境港市)、メーテル(銀河鉄道999|練馬区)、エヴァンゲリオン(箱根町)、萌えキャラ(シモンちゃん|下妻市)などマンガやアニメのキャラクターが入ったものが多いことにくわえ、各自治体の特徴を表す文言が入っているナンバーが多いこと。
 たとえば「エイサーのまち 沖縄市」、「さかなのまち 土佐清水市」、「祭都 岸和田市」、「刃物のまち 関市」、「上杉謙信公のふるさと 上越市」、「日本最北の村 さるふつ」など。
 また、ひこにゃん(彦根市)などゆるキャラも人気で、数多く使われています。
 地方自治体の制作物を参考にするのは、国交省のプライドが許さないかもしれませんが、ご当地ナンバーを普及させるという目的のためには、こだわってる場合ではないかも。
 目立つため駐車監視員に確認されやすいのは仕方ないとして、見ていて心なごむご当地ナンバーが完成したなら、地元民以外のナンバーに卵を投げつける自粛警察も暴挙を慎むようになるかもしれません・・・

※参考:
日経研調べご当地プレート
https://www.jeri.or.jp/center/myplate/photo/index.php?area=1
国土交通省「地方版図柄入りナンバープレート」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000036.html


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