都内全域拡大は既定路線? 「駐車監視員」 (その他3)

(初出:06/04/24) ※アーカイブ

 2,424名・・・
 これは、05年6月21日/7月24日/8月8日に東京ビッグサイトで、東京都公安委員会と警視庁が行なった「駐車監視員資格者」考査、合格者数の合計です。
 受験者総数は3,425名。合格率は平均71.3%。
 東京都ではこのあと、06年1月15日と2月9日に、各1,000名づつの定員で「駐車監視員資格者講習」および考査を行なっているので、こちらでも過去3回と同程度の合格者が出たとすると、+1,426名。
 つまり06年4月現在、東京都内だけで、05年度に資格を取得した「駐車監視員」が約3,850名存在する計算になります。
 対して、06年6月1日から、都内12区43警察署で働くことが決定している「駐車監視員」の総数は、530名。
 つまり、受験料19,000円を払って受講し合格したのに、3,320人(=3,850-530)の人に仕事が回ってこなかったわけです。
 じつに、競争率7倍以上。
 さらに東京都は06年度に3回、「駐車監視員資格者講習」の実施を予定しています。
 各講習の定員は1,000名。
 こちらの合格率も71.3%と仮定すると、07年4月都内における「駐車監視員」有資格者の数は、6,000名近くに達します。
 必要もないのに、こんなに資格者を増やすことはないでしょうから、駐禁取り締まりの民間委託、ごく近い将来、都内全域に拡大されるのは既定路線ではないでしょうか・・・

※ 東京都では08年4月から、 「駐車監視員」制度が都内23区全域に 拡大されました。東京都の「駐車監視員ガイドライン」は以下のページから確認できます。
関東エリア|駐車監視員ガイドライン(※リンク先にはPDFが含まれます)