「駐車監視員」千葉県取り締まり状況 (その他22)

(初出:06/10/30) ※アーカイブ

 土下座されて、怒鳴られて・・・
 06年10月2日千葉中央署で、現役「駐車監視員」27人が参加する研修が開かれました。
 千葉県における駐禁取り締まり件数は前年比で6割も増えたとのことで、「駐車監視員」導入の成果は出ているのですが、現場は厳しいようです。
 つぎのような記事がありまりた。
『交通指導課によると、研修に出席した駐車監視員から、「泣いて土下座され免除してほしいと懇願された」といった“悪あがき”をするドライバーのほか、「駐車場がない病院周辺で取り締まっても困ると言われる」「飲食店店主から売り上げが落ちるから取り締まりをやめろと言われた」などと、現場で取り締まりを担当する生の声が報告された』
(http://www.sankei.co.jp/ 06/10/03)。
 土下座して頼むくらいですから、よほどの事情があったんじゃないかと思われますが、「駐車監視員」は、警察から駐禁の確認作業を委託されているだけなので、自分の判断で行動を変えることはできません。
 土下座されようが、怒鳴られようが、困ると苦情をいわれようが、決められた手順で確認作業を遂行するほか、選択肢がないのです。
 個人的に気の毒と思っても、いちどデジカメで撮影した駐禁の証拠写真は、撮影した駐車監視員自身でも消去できないようになっています。
 ときには、こうした態度が”冷たい”と思われ、暴行を受けることも・・・
 たとえば、千葉県で事件については、つぎのような記事がありました。
『2日現在で県内で起きた監視員への公務執行妨害は4件で逮捕者は5人。中には小突かれるなど暴行を受けたケースも』
(http://www.sankei.co.jp/ 06/10/03)。
 「駐車監視員」を派遣している「千葉綜合警備保障」は、これでも当初の予想より問題が少なかったと胸をなでおろしているというのですから、どんな修羅場を想像していたのでしょうか・・・
 ちなみに、放置違反金の納付書(仮納付用)に同封されてくる「弁明通知書」に、違法駐車をせざるをえなかった弁明とそれを裏付ける証拠を添付して送ると、放置違反金が免除となることがありますが、千葉県ではこれまで、283通の「弁明通知書」が送られてきたそうです。
 ただ、実際に受理されたのは2割未満だったとのことです・・・