(初出:07/06/29)※アーカイブ
優等生に進化した「駐車監視員」・・・
制度がはじまって間もない、作業にあたふたしていた”一年生”時代のことを思うと、1年たっての成果は、驚異的ですらあります。
たとえば、北海道における成果について、つぎのような記事がありました。
『昨年6月施行の改正道交法で新設された駐車違反に伴う「放置違反金」の道への納付額が今年3月までで約8億4600万円に上ることが分かった。駐車監視員制度を導入するなどした経費を差し引いても約6億5000万円の「利益」が発生。一般財源の歳入に計上されるため、深刻な財政危機に苦しむ道には天恵となる』
(引用元=http://www.mainichi-msn.co.jp/ 07/06/22)
また、栃木でもつぎの記事のような状況です。
『昨年6月から施行の改正道交法で新たに導入された、駐車違反車両の所有者に科される「放置違反金」が、今年5月末までの一年間で総額7,035万9千円に上ることが25日、分かった。同時期に導入された駐車監視員の民間委託予算約2,000万円を差し引いても、5,000万円以上の“黒字”が出たことになる』
(引用元=http://www.tokyo-np.co.jp/ 07/06/26)
これだけ”儲かった”原因は、まず、”ドライバーの不注意”。
「ちょっとくらい平気だろう・・・」と、これまでと同じような感覚で違法駐車し、車に戻ってフロントガラスに駐禁ステッカーを発見、呆然となったドライバーも多かったのではないでしょうか。
つぎに、業務を忠実にこなした、”駐車監視員の努力”。
最初のうちは器具の操作にも慣れず、待遇がどうの、クレームがどうのといってる場合ではなく、必死。
その甲斐あって、作業スピードも格段に速くなり、”数字”が上がりました・・・