(初出:06/08/29) ※アーカイブ
数字がしめす、「軽の時代」・・・
06年8月28日、国内自動車メーカーが発表した、7月の国内販売実績と世界生産の数字は、本格的な「軽(自動車)の時代」の到来を思わせるものでした。
トヨタを筆頭に、日産、ホンダ、マツダと名だたるメーカーの国内販売が、05年同月実績を下回ったのにくらべ、軽のスズキが絶好調。
つぎのような記事がありました。
『スズキは「国内で軽自動車、海外では小型車の販売が好調だった」ため、世界生産、国内販売とも7月では過去最高を記録した』
(http://www.yomiuri.co.jp/ 06/08/28)
『増加は30年連続で、地域によっては「一家に1台」に近いレベルとなっている』
『都道府県別では、鳥取県が100世帯当たり94.1台とトップで、島根県、佐賀県、長野県がいずれも同90台以上で続く』
(http://www.asahi.com/ 06/08/21)。
車両価格も税金も普通車より安く、高齢者でも運転しやすい軽自動車。
最近では、価格が急騰しているガソリンの燃費効率の良さが、軽自動車人気に拍車を駆けているようです。
当サイトでも、「男の軽」が人気だとお伝えしましたが、「男の軽」どころか、本格的な「軽の時代」となりつつあります。
もっとも東京にいると、軽自動車が増えているという実感が湧かないの理由については、つぎのような記事がありました。
『100世帯当たりの台数が最も少ないのは10.4台の東京』
(http://flash24.kyodo.co.jp/ 06/08/21)
ただし今後は、駐禁取り締まりが強化されたことだし、小回りがきいてどんな駐車場にも停めやすい軽自動車が、東京でも増えていくんじゃないでしょうか・・・