原付車でも10,000円 (駐車場2)

(初出:06/05/07)※アーカイブ

10,000円・・・
これは、06年6月1日から、放置駐車違反(駐停車禁止場所等)で摘発されたオートバイの反則金(放置違反金)の金額です。
この金額は、原付車でも、ハーレーダビッドソンのような大型バイクでも、まったく同じ。

ちなみに、同じ違反をした場合、普通自動車だと18,000円。
車両価格のちがいを考えると、原付車と普通自動車の反則金が8,000円しかちがわないのは、納得いかないような気もしますが・・・
それ以上に理不尽なのが、バイクの駐車場不足。

06年5月7日、つぎのような報道がありました。
『大阪市中心部は、500メートル四方のオートバイの路上駐車台数が1日平均299台と全国最多』
『公営のオートバイ駐車場はゼロで、民間駐車場が6か所(数十台分)あるだけ』
(http://www.yomiuri.co.jp/)

つまり、駐車しようにも、バイク用の駐車場がないのです(※06年当時)。
こうした状況は、大阪市だけではなく、京都市、神戸市、また東京や横浜市でも似たり寄ったり。

こんなことになった原因は法律の不備。
市町村には、駐車場法(自動車)、自転車法(自転車)により駐車場整備が義務づけられているのに、なぜかバイクだけが法律の対象外とされていたから(※06年当時)。

かくして、バイク乗りは全国どこでも駐車場探しに苦労する羽目に…