(初出:19/10/24)
自動車盗被害”日本一”は返上したのに・・・
平成15年に都道府県別自動車盗難認知件数で大阪府を抜き、不名誉な全国一位となってしまった愛知県。
平成28年には全国ワースト4位まで下降し、令和元年9月現在もその位置をキープ、なんとかトップへの返り咲きは防げそうですが、じつはべつなワースト記録を更新中でした。
つぎのような記事がありました。
16年連続で交通事故死者数が全国ワーストの愛知県では、ウインカーなしの進路変更や無理な割り込みなどの危険な運転を「名古屋走り」と呼んでいる。自動車保有台数が全国最多で、道幅が広く車線も多いことが一因とされている。県警は持ち運び可能な速度違反取り締まり装置を使った摘発や取り締まりを強化している。
出典:毎日新聞ウェブサイト 19/10/23 「「名古屋走り」不起訴から一転起訴」https://mainichi.jp/articles/20191023/k00/00m/040/276000c
交通事故死者数”日本一”・・・
深刻な事態ですがそれより、どうしても気になってしまうのが、インパクトがある「名古屋走り」という表現。
調べてみると、愛知県の名古屋市やその周辺で見られる、やや荒っぽかったり、道路交通法に反したりしている運転のことのよう。
名古屋が車にとって走りやすい環境であるため、逆に発達してしまったローカルマナーということになるのでしょうか。
しかし、車にとって走りやすくても、人間が死んでしまっては意味がありません。
ほかでは通用しない「名古屋走り」はぜひ撲滅していただかないと、名古屋関連のナンバー(「名古屋」「三河」「豊田」「岡崎」「尾張小牧」「一宮」「春日井」「豊橋」)をつけた車は、全国どこへいっても歓迎されなくなるのでは・・・
ちなみに「駐車監視員」制度が導入された時期、全国でもっとも駐禁の摘発数が多いとされたのも、名古屋の”錦三地区”でした・・・